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そふぉの彼方へ

そふぉの彼方へ

バッパーで何かを学ぶ人

バッパーにはいろんな人がいます。
そんな中で、英語を学んでいる人ももちろんいます。
学校が近いので今は落ちつくまでとりあえずバッパーに住み付いている男の子。
彼は鹿児島出身の男の子で今時。。と思うほど方言がきつかった。
私の大阪弁を最初は凄く恐がっていた。キツイ人だと思っていたけど気さくな人だったのですね。と言ってくれた(鹿児島弁では書けないけど。。)
彼と話していて面白かったのは・・
「君は英語でも訛っているの?」と聞かれたということ。私も「そうなんじゃないの?」とか言ってしまった^-^;
英語はなまっていない。。当たり前か^-^;
彼らは3人ほどで夜中に勉強していた。私の寝ている時間だった。

なっち。大阪の出身の少し年上のおねえさん。
ニュージーランドにワーホリ経験あり。
シドニーは二度目らしい。
彼女は午前の英語学校と午後からの英語で日本語を教える為の学校へ行っていた。
途中から,午前の学校へ行かなくなった。
「どうして?」と聞くと、「午後の学校の方が勉強が難しくついていくのが難しい。自分のためにはその方が良い。午前の授業料は勿体無いけど、自分の為になるから・・」と話してくれた。
午前中はバッパーで勉強して午後からその授業に出ていた。
彼女も観光で来ているので時間が無い。と話していた。

日本人が多いバッパーだったので、わからないことは日本人に聞いていた。
でも、オーナーと話す時や他の国の人と話す時はもちろん英語なので、
「こう言う事を聞きたいのだけど、こんなんで英語あってるかな?」と気軽に聞けた。その時はみんな真剣に「そう言う言い方もあるけどこう言う言い方もあるよ。」などと親切に教えてくれた。

みんなが気軽に英語と接している。

日本キッチンへイタリア人やらいろんな国の人が遊びに来る。
その時はみんな英語で話した。
私に「英語で話そう!」とあきが誘ってくれる。
「私、英語頭になるまで少し時間のかかるタイプなので最初は聞いていますね。」と言い。途中から参加。あきは途中から急に参加し出している私を見て笑っていた。

あきは30代の男性で、ワーホリできていた。シドニーでの学校を終え、無料の英語教室に通っていた。帰ってくると「勉強になった」とさわやかな顔で言っていた。

バッパーにはラウンドしている人やワーホリの人がほとんどだけど、みんなそれなりに、と言うと失礼だけど、がんばって英語を勉強している。

TASMANAでのELCとバッパーで英語を学んでいる人達。
種類が違う様に思います。
人が英語を学んでいる姿を見てこんな英語の学び方もあるんだ。と思いました。

大学で英語を学ぶのと、英会話教室で英語を学ぶのと私には英語を学ぶのは同じだと思う。
まして、バッパーはいろんな人と生活をする。数カ国で40名くらいいるみたい。
たまたまかもしれないが、私が行った時のバッパーのメンバーはかなり面白い人が多かった。個性があるというのかな?
私もかなり個性があるので気があったのかも知れない。
すぐに旅だってしまう人でも仲良くなれた。
そんな環境にいるだけでも学校の英語の勉強より生活する為の英語の勉強になりました。

こう言う風にして書くとまた学校へ行かない事を肯定する!と言われそうですが、
その人のやり方ってものがある。学校側からしたらただの不登校かもしれない。
今の日本で不登校者が何人いるか?
それを「ただの怠け者」として教育者も見ているか?と言うともうそうではない。
義務教育者だって考えている。
何かを学ぶのに学び方を選べない時代ではないと思う。
私は考え方が人より進んでいるとは思わない。
みんなが思っていることだと思う。
学校を代わる人もいるように、自分で勉強する時間を持つ事も大切。
一つの会社や学校へずっと通うことのできる人間は信用されて、
そうでない人間は信用されないような時代でもない。
昔の日本は同じ会社で長く働くのが当たり前でした。
私の今働いている会社は「転職を重ねた分の経験を活かしてください」と言う。
その人にあった学校や会社、生き方を自分で選択できる世の中です。
バッパーでの生活はいろんな生き方があることも教えてくれました。
日本がいやになったのか?世界を見てから自分を見るのか?ワーホリで日本で働くより大変なことを学ぶのか?一体何になりたいのか?
ふらふらしているような同世代の人達もいましたが、何かがあって何かを求めている。
バッパーってフラフラしてる人が集まるところ。と言う人もいる。
フラフラしてから自分の道を決めても良いじゃない?
ただただ行かないといけないから行くだけの学校になってしまっている人よりは、何かを求めていると思う。
どこかで何を学ぶかを見つけれればそれで良いと思う。


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